『ヤマハレディースオープン葛城』に出場する選手に、大会直前のインタビューを行いました。葛城ゴルフ倶楽部や大会に向けての意気込みをご覧ください。
ツアー2戦目で今季1勝目をマーク。自身初の2試合連続Vに挑む
春ならではの風は一定ではなくて、読みづらいのでコースの難易度を一段と高めます。しかも風が吹き続けていることでグリーンは速くなり、スコアメイクが決して容易ではありません。
昨年大会では2位タイの成績を残せましたが、それはアプローチショットが良かったお陰です。
先々週のツアー2戦目で今季1勝目を挙げられましたが、自分が満足できる内容のゴルフにはまだ達していなかったのです。先週のオープンウイークでトレーニングとボールの打ち込みを十分行なって、この大会に臨むことができました。
試合当日の天候によって、コースの難易度は大きく変わってくるでしょうが、風向きの読みづらさとグリーンの速さは変わらないと思われます。ですから、まずはアプローチショットでパーを拾い続けて(バーディー)チャンスを確実にものにして行きたいです。2試合連続優勝のプレッシャーは感じていませんし、むしろそのチャンスをものに出来たら…嬉しいです。
葛城ゴルフ倶楽部で行なわれたプロテスト(第2次予選会)の時には、調子が悪かったのであまり良いイメージはありません。グリーンが速く、コースが難しいという印象です。
でも(先週のオープンウイークで)スイングを調整し、以前の良かった頃のショットイメージが戻って来ました。クラブを長く持つ悪い癖に気づき、短く持つようにしたことでミスショットが治まり、ショットのイメージが出せるようになりました。
開幕戦、2戦目いずれもスイングをあれこれ考え過ぎていたせいで、自分のスイング感覚を見失っていました。「こんなに悪いわけがない」と考え、自分のショットを信じるようにし、いつもどおりの感覚でスイングするようになったことで、パットのイメージも出て来ました。今週はイメージどおりのゴルフが出来たなら、(初の予選突破も)行けそうです。
昨年大会は風が強かったとか、グリーンが速かったとか言われていますが、私にはその印象がまったく残っていません。アマチュアだったことで、ガンガン攻めた記憶しかなく、その結果が7位タイでした。今年はツアープロとして出場しますが、嫌いなコースではないので、去年の順位を上回る成績を残したいです。
ティーショットはそれほど問題がないと思いますが、グリーンを狙うショットの良否、落とし場所によってスコアが大きく違ってくるでしょう。ピン奥につけたのでは3パット必至です。ファーストパットのタッチには、細心の注意をはらい、プロとしては新人なので自分のペースを早くつかみ、成績を残したいと思っています。