本大会は数ある女子トーナメントの中でも屈指の難コースを舞台として開催されていますが、今年は例年に比べて、さらに厳しいセッティングが選手たちを待ち受けています。
注目していただきたいのは10番ホール。ティーインググラウンドを28ヤードも後方にずらし、ホール全長が393ヤードとなりました。これにより全部で10ホールあるPar4の半数以上、何と6ホールが400ヤードクラス、またはそれ以上。
ティーショットだけでなく、アンジュレーションのきついグリーンへのセカンドショットも見逃せません。
今年の大会では、ショートホールを除く全てのホールのフェアウエイとラフの間に「ファーストカット」ゾーンが設定されました。
ファーストカットの刈り高は3.8cm。ゴルフボールの直径が約4.3cmですから、ほぼボールと同じ高さになります。そして、そのファーストカットの設定によってフェアウエイの幅も極めてタイトに。ホールによってはセカンド地点のフェアウェイ幅が30ヤード近く狭くなる場所もあります。
葛城ゴルフ倶楽部名物の強風とも相まって、ますます緻密なコースマネジメントやショットの精度が試されます。
本大会では、世界に通用する選手育成に寄与する事を目的として多くの若手、新人選手の皆さんに活躍の場を提供しています。
今年はシード選手以外に、日本アマチュアランキングトップ3の若手選手たちが出場。
明日のヒロインを目指す彼女たちにも是非ご注目ください。