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有村智恵選手 インタビュー

コロナ禍によって昨年大会は中止となり、2年ぶりの開催を翌日に控え、ヤマハ スイング レディースの9選手は最終調整に余念がない。「大会4日間でバーディー20個奪取」を前日宣言した有村智恵に注目が集まっている。

──予選2日間は稲見萌寧、比嘉真美子と同組でのラウンドですが、心境は?

二人ともショットメーカーなので、とても回りやすいですし、大会ホステスプロとして二人のプレーに負けないようにしたいと思っています。

開催コースの葛城GCは難しい印象があります。でも、私はスロースターターなので、例年はこのヤマハレディースオープン葛城でトップテン前後に入って、調子を上げていっています。

──過去3年の成績では、19年が通算3オーバー・10位タイ、18年は通算9オーバー・40位タイ、17年が通算1アンダー・11位タイです。4日間の通算スコアからもコース難易度の高さがわかります。

大会4日間を通じてヤマハ契約プロ9選手が、どれだけのバーディーを獲得できるかの数を当てるイベント企画があり、「目標20個」と公言しました。昨夜、冷静になって考え(難コースでのバーディー奪取は)やさしくないけれど、良いプレッシャーにはなる。20バーディーを奪ったなら優勝だ…そんな風に改めて思いました。

現実的にはグリーンを狙うよりも耐えるプレーが多くなるとは思いますが、それでも目標達成に向けて頑張ります。

──毎年、16番パー4が最難関ホールとなっていますが、対策は考えていますか?

風向き次第ですね。風向きを読み切り、打ち下ろしのティーショットでフェアウエイを捕らえることが攻略の第一歩。セカンドショットはピン位置にもよりますが、とにかくグリーンオーバーさせず、花道でもOK、ピン手前から攻めます。パーセーブがバーディー奪取に匹敵する難関ホールを大会4日間で1オーバーに抑えたいです。

週末は天気が下り坂との予報ですが、たとえ雨が降ってもスコアはそう簡単には落ちません。ですが、晴天でも風が吹くと簡単にスコアを落としてしまう。

どれだけリードしていても気持ちを緩められないコースですから、毎日スコアを伸ばして行くことを目標にし、最終日は優勝争いに加われる順位で迎えたいです。

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